鎌倉の観光名所「鶴岡八幡宮」は拝観料無料!詳しく解説

鎌倉の観光名所「鶴岡八幡宮」は拝観料無料!詳しく解説
観光都市鎌倉の「鶴岡八幡宮」は、見どころが多く、鎌倉でも人気の観光スポットです。800年以上の歴史もあり、鎌倉の必見スポットですが、そんな鶴岡八幡宮をお参りするのに拝観料が必要なのか気になりませんか。

本記事では、鶴岡八幡宮の紹介と、拝観料について詳しくご紹介します。きっと、鎌倉に出かける時の参考になるでしょう。

 

鶴岡八幡宮は無料でお詣りできる

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、人気が高い神社です。神奈川県における2023年の初詣客の数では、川崎大師平間寺の307万人に次いで、2位の250万人の方々が参拝されました。

そんな人気の鶴岡八幡宮にお詣りするために、境内に入る際の拝観料は必要ありません。一般的に、日本の神社は、境内へ入るだけで拝観料を徴収するケースはほぼありません。鶴岡八幡宮の拝観料も無料なのです。

鶴岡八幡宮とは

鎌倉の人気神社・鶴岡八幡宮は、1063年に源頼義公によって創建されました。頼義公が陸奥の豪族安倍一族と戦った「前九年の役」の際に、京都の石清水(いわしみず)八幡宮に勝利祈願をしました。

その甲斐があってか、無事に勝利して鎌倉に戻り、お礼として由比ガ浜に石清水八幡宮を勧請し、分社を建てたのです。その後、鎌倉に幕府を開いた源頼朝公によって、現在の場所に神社が遷されています。それがそのまま現在の鶴岡八幡宮の基礎となりました。

源頼朝公は、鶴岡八幡宮を篤く崇敬しており、鎌倉幕府の侍たちからも守護神として篤く信仰されました。さらに、放生会や流鏑馬・相撲・舞楽など重要な催事も行われ、今日にまで継承されています。

鶴岡八幡宮の基本情報

鎌倉の人気観光スポットである、鶴岡八幡宮の基本情報は、以下の通りです。

  • 神社名:鶴岡八幡宮または、鎌倉八幡宮
  • 御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)
  • 御利益:厄除け・健康・心願成就・縁結びほか
  • 住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
  • 電話番号:0467-22-0315
  • 拝観料:無料
  • 拝観時間:10月~3月6:00~21:00、4月~9月5:00~21:00

鶴岡八幡宮へのアクセス

鶴岡八幡宮へのアクセスは、JR鎌倉駅東口より徒歩で約10分、江ノ電鎌倉駅より徒歩で13分ほどです。駅から徒歩で向かう場合は、ほぼ直線になる参道沿いに進めば、鶴岡八幡宮へ迷わずたどり着けます。

 

鶴岡八幡宮の見どころ

鶴岡八幡宮は、見どころが多数あります。そんななかで鶴岡八幡宮の必見スポットを厳選してご紹介します。

鶴岡八幡宮の本殿

鶴岡八幡宮は、応神天皇・比売神・神功皇后をお祀りする由緒正しい神社で、パワースポットしても名高く、ご利益も期待できる神社です。初詣も多くの方々がお詣りします。本殿は、鶴岡八幡宮の大きな石段を登った先にあり、本宮とも呼ばれます。鮮やかな朱色の色合いは、鎌倉武士の勇猛で剛健な歴史を感じさせる重厚さが感じられるのです。なお、本殿の中は撮影禁止です。

現在の建物は1828年(文政11年)に、江戸幕府第11代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)公の命により建てられた、流権現造り(ながれごんげんづくり)で、国の重要文化財に指定されています。

鶴岡八幡宮のシンボル「太鼓橋」

太鼓橋は、源平池にかかる大きく湾曲した橋で、鶴岡八幡宮のシンボルといわれています。橋の長さが約10mの宮橋です。1182年(寿永元年)に源平池が造営されたときに架けられたと伝えられています。太鼓橋は、神様が通る道とされ、参拝者が歩くのは禁止です。また、造営当時は朱塗りであったことから、「赤橋」(あかはし・あかばし)と呼ばれていました。

ご利益が期待できる「政子石」

鎌倉幕府を語るときに絶対に外せないヒロインが、源頼朝公の正室・政子です。その政子にあやかったのが、政子石で夫婦円満や安産の御利益があると伝わっています。旗上弁財天社の裏手にあり、政子のようにどっしりと構えています。

北条政子が懐妊したときに源頼朝が安産祈願をした石といわれ、夫婦円満と子宝の祈願石として信仰され、恋愛成就の御利益があるとして女性に人気のパワースポットです。

 

鶴岡八幡宮宝物殿は拝観料が必要

鶴岡八幡宮の西側に設置されている、鶴岡八幡宮宝物殿は拝観料が必要です。拝観料は、大人200円、小人(小学生)100円です。

鶴岡八幡宮宝物殿の歴史・由来

鶴岡八幡宮宝物殿は、1872年(明治5年)に「廻廊霊宝場」が、設けられたのが始まりです。1892年(明治25年)からの7年間は、毎年「鎌倉懐古展覧会」が開催されていたのです。その後、1902年(明治35年)になると、今のような常設展示の「宝物陳列場」に改造されました。太平洋戦争の激化にともない1944年(昭和19年)に一時閉館し宝物類の疎開が行われました。その後、戦後の1947年(昭和22年)に再開され現在に至っているのです。

国宝も所蔵

所蔵品の中には、「太刀 銘 正恒 一口(たち めい まさつね ひとくち)」、「黒漆矢 三十隻のうち三隻(くろうるしのや さんじゅっせきのうちさんせき)」、「朱漆弓(しゅうるしのゆみ)」があります。「御神服【袿】五領(ごしんぷく【うちき】ごりょう)」などの国宝や、重要文化財に神奈川県指定文化財も大量に所蔵されています。

  • 鶴岡八幡宮宝物殿基本情報
  • 住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
  • 営業期間:開館8:30~16:00、 休館9月15日、展示替え日
  • 拝観料:大人200円(中学生以上)、 小人(小学生)100円

 

まとめ

勧請後960年以上の歴史を誇る、鎌倉観光の主役・鶴岡八幡宮についてご紹介しました。応神天皇をお祀りする鶴岡八幡宮は見どころも多く、お詣りするとご利益が期待できます。鎌倉観光では外せない観光スポットなので、鎌倉を訪ねた際には必ずお参りしましょう。

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